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■<フランス>新移民法案を採択 家族呼び寄せ廃止へ



『フランスの国民議会(下院)は17日、移民が家族を呼び寄せることを厳しく規制する一方、経済に貢献する移民には規制を緩める新移民法案を367対164の圧倒的多数で採択した。来月上院に回り、採択される見通し。』

『法案は現在移民に認められている家族の呼び寄せを廃止し、月額最低1200ユーロ(約17万円)の給与証明と1年半の居住証明を要求。一方で国内経済に貢献が期待できる外国人には3年間の滞在許可を与え、「優秀」な人材確保を目指す。』

Excite エキサイト : 国際ニュース<フランス>新移民法案を採択 家族呼び寄せ廃止へ [ 05月18日 10時20分 ]より

最近何かと話題の内務相サルコジ。大統領選に向けてまっしぐらというところでしょうか。現状に不満、将来に不安を抱えている国民はかなり彼を支持していて、外国人である我々にとってはかなり厳しい状況になりかねない今日この頃です。

実際に、同朋の何人かがサルコジ内相の新しい移民規制法案提出以来、滞在許可証延長を拒否されたりしていてかなり深刻です。
日本人の中には、この法律案はアフリカ黒人やアラブ人に適応されるもので日本人には関係ないよ!って言っている人たちも少なくないのですが、実際このように正当な理由もなく滞在許可証延長拒否されるのを聞くとやはりかなり憤慨です。

日本が経済面でフランスに貢献している部分はけして少なくないはず、旅行者にしても、隣国ヨーロッパ人のそれとは桁違いにフランスにお金を落としているわけですし、はたしてフランス在住の邦人の何パーセントが移民労働者なんでしょうか?ほとんどが、フランス人の職を奪わないカテゴリばかりに就労している邦人。

この際、公の立場の人が(個人的単位ではなく)フランス政府に対してはっきり区別化を要求していただきたいと思います。
それが無理なら、在仏中国人達と協力してアジア人同盟を作り、フランス政府に権利を要求しましょうかね。何だか、中国人はかなり前からフランス政府といろんな面で交渉(滞在・労働許可証を含み)しっかりしているような感じがしているのですが。

日本人同士で協力してなんとか解決できないもんなんでしょうかねぇ〜
by hiraidenaoya | 2006-05-19 22:46 | Trackback