■捨てられたクマ・・・
彼(勝手にこのクマは男の子と思って・・・)の歴史を一緒につれてくる勇気がなく、拾いませんでしたが、なんとなく、このクマ・・・かわいそうでした。
2001年、谷中(東京)生活最後の日、知り合ったいい人たちと最後の飲み会を『蟻や』(大好きだった"夕焼けだんだん"下のトンカツ屋)ですることにしましたが、当日、欠席者のひとりが、クマのプーサンと一緒に電報で欠席を知らせてくれたのですが、そのプーサンのぬいぐるみを日本に置き去りにするのもちと悲しく、パリまでつれてくることに・・・
成田のANAカウンターで搭乗手続きを終えゲートインの前に、9月11日の事件でかなり厳しいボディーチェックが行われていて、当然僕たちも厳しくボディーチェックをされました。
問題は、本人、腰にプーサンをくっつけていることなんぞすっかり忘れてまして・・・ジャケットを脱いで腰から現れたプーサンに、カウンターの女性がいきなり反応!「あっ!プーサンだ!」って・・・もちろん周りの人も無言で反応。
先にチェックインしたウチの彼女は他人を装っているし・・・
かなり恥ずかしかったです。いい年の大人の男の腰にぶら下がっていたプーサン・・・やっぱ異常な光景ですよね。
プーサンは今でもパリのウチでちゃんと留守番してます・・・