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■ミュジション MUSISION

ミュジション MUSISION
・・・・MUSISION=music+mansion 自宅が遮音構造のマンション、遮音性能を高め、ご近所に迷惑をかけず、好きな時に自由に音楽を楽しむことが出来る住まいなんだそうです。
【ミュジションMUSISION 】遮音性能に優れた音楽マンション

自分が思ったときに楽器が弾ける・・・いいですね~!羨ましい!
よく夜中に突然オルガンが弾きたくなるのですが、スピーカー(レスリー)を使って音を出すのは無理。ヘッドホンでは全然物足りなくて・・・・結局諦めてしまうのですが。
特にオルガン(ハモンド)の場合、レスリー・スピーカーを使った音は半メカニックなので、デジタル処理は不可能。シミレーションでは満足できず・・・夜中に思い切り弾けるなんて!昼間だって思う存分には音を出せないのですから・・・

こんなマンションに住めたらいいですよね~

フランスの建物、本来は石造りで壁も厚く・・・音の問題は日本よりも少ないと思われがちですが・・・・昔の大きさを現在で維持するのはほとんど不可能、かなりのアパートはある時期に切り売りされて、新しく壁を作り・・・・おおきなアパートは、小さなステュディオSTUDIO(ワンルーム・マンション)に改造されて・・・・ひとつの建物=ワン・オーナーが複数のオーナーになり・・・

となりの音が結構聞こえたり(上下も)します。こんな状態では日中のピアノの練習もままになりません。(習い始めのバイオリンなんか特に最悪!)

パリのウチはサンジェルマンのど真ん中、16世紀に建てられたもので、現在では切り売りされ本当に細かく分けられ、図面があってないような、何処がどうなっているのか分からなくなっている状態。場所柄、宵っ張りの人たちが多く、夜中の2・3時頃に帰ってくる音で時々起されます。特に、女性のヒール、サンダル、ミュール!!階段を上がり降りするこのヒールの音はエロティックどころかコシュマールデスクcauchemardesque(悪夢のような・・・)!!階上の人は年に2回しかパリに来ないので音は皆無。しかもモケット(じゅうたん)をひいてあるので足音はほとんど聞こえませんが、タイル・石・フローリングの上をサンダル・ヒールで歩かれたら・・気が狂うでしょね~きっと。よかった・・・・そうじゃなくて!

以前僕の知り合いで「”フランス人は無礼” ”フランス人は直ぐに文句を言う” ”フランス人には遠慮がない” ”フランス人はエゴイスト!”・・・だから私も同じようにするの!!!」と言う日本女性がいました。
彼女は夜中(午前2時から3時くらい)にお風呂に入り、日本へ国際電話をして、フローリングの床をバタバタ歩き回り・・・・
何度か彼女には近所迷惑じゃないのそんな時間に!と注意しましたが・・・「誰も文句言ってこないわ!!」と無視。最近引越しする時に初めて、隣人に「あらよかった・・・これでゆっくり眠れるわ!毎日電話とシャワーの音が気になって・・・・・」と言われたそうです。

僕の周りのフランス人は、結構文句を言わない、遠慮する人たちがかなり多いです・・・フランスに住む日本人女性を知っているまたは隣人に持っている何人かのフランス人に問われた事があります・・・「日本の女性はおしとやかで物静かだと思っていたけど、私達の周りの日本女性は皆、夜中にバタバタうるさく、話声もかなり大きいのですが・・・日本では皆そうなんですか?」っと・・・・僕は「僕が知る限りでは日本にいる日本人女性は近所に迷惑をかけない、常識・良識のある特に夜中は静かな人たちばかりだよ!」って答えました。
by hiraidenaoya | 2004-11-28 10:29 | Trackback