■7月14日・・・
1933年ルネ・クレール監督の映画「7月14日」が日本で封切られることになったとき、「7月14日」という題名ではわかりにくい為、輸入元の東宝東和映画が「巴里祭」と名づけたのがきっかけだそうですが、日本ではその日をパリ祭と呼ぶように。
フランス中いたるところで催し物が行われますが、まず7月13日の前夜祭は消防署のダンスパーティーや路上コンサートで賑わいます。この日に花火を上げるところもありますが、メインの花火は翌日。
14日の朝は、シャンゼリゼからコンコルド広場までのミリタリー・パレード。今年はブラジル・イヤーでブラジルの真っ赤な制服を来た軍隊も行進に加わり、格好よかったです。(もちろん、TV中継を観ていたのですが・・・)シャンゼリゼ上空を青・白・赤の煙を吐きながら飛び去るジェット部隊も格好いいですが、国旗を象徴した、緑と黄色の煙を吐き出しながらのブラジルのジェット部隊もなかなかでした。
フランスにおけるブラジル・イヤーでブラジル大統領も出席、ブラジル文化相ジルベルト・ジルは昨日(13日)はパリの無料野外コンサートでミュージシャンとしてパリ市民を喜ばせ、14日は文化相としてシラク大統領がオーガナイズするエリゼ宮でのガーデン・パーティーに出席。ブラジルを世界にアピールするのに貢献してました。
その後、恒例の大統領TVダイレクト・インタビュー・・・
恒例と入っても、歴史は浅く、ミッテラン大統領が始めた企画。シラク大統領は11回めになるわけですが、今年のインタビューはかなりの人が彼の辞任表明を待っていたみたいです。
まぁ本人、最後まで任期を全うする意志のようで・・・超低下した国民支持率、前回のヨーロッパ憲法にNONを訴えた国民の意見はまたも無視のよう。
9年前にパリの消防署のダンスパーティー、サンルイ島、サンミッシェル、サンジェルマン路上コンサートの"はしご"をした以来、最近はおとなしくウチで過ごしてますが・・・
今年も、僕はボルドーで"フランスの革命記念日"を迎えましたが、今年のボルドーはカンコンス広場で21時からミリタリー・パレード、22時30分からその向かいのガロンヌ河での花火打ち上げを観に友達と出かけました。
ボルドー市役所(20時30分)

サンタンドレ大聖堂(20時30分)

カンコンス広場(21時30分)














花火は22時50分くらいにスタート。残念ながら、僕のデジカメではこれが精一杯ですが、かなり迫力のある素敵な花火に観衆は大喜び!拍手喝采でした・・・











23時15分頃花火終了・・・
その後、仕事が終わった友達達と合流、飲み会になりました。