■brumisateurブルミザトゥール
2003年の教訓で、直接的・間接的な猛暑による被害者は最小限に抑えられているものの、今迄こんな暑さに慣れていないフランス。皆あたふたものです。売れきれ続出のクーラーや扇風機。
突然のクーラー使用で対処もほとんど出来ていなく機械も簡単粗悪な物が多く、騒音やまき散らす熱風で周りはかえってヒート状態のような感じ・・・・メトロ(僕は利用してませんが)では倒れる人が出たりサウナ状態のようです。1976年の猛暑でミネラルウォーターがストックゼロ状態になったのをよく覚えてますが、現在、休みを返上ボトル詰め作業をしている工場も多く、運送も土日解禁例が出されている状態です。
避暑地のレストランやキャフェのテラスもガラガラ(3割ダウンだそう)、クーラーがないお店は閑古鳥・・・
パリでも、あちらこちらの飲食店やブティックは客引きに”クーラーはいってます”表示を掲げてもう大変。
今回かなり話題になっているのがbrumisateurブルミザトゥール・・・・
テラスなどに設置して霧を出す機械が南仏でお目見え。8℃から15℃気温が下がるそう。せっかくの夏ヴァカンス、海を見ながらのテラス席でキャフェや食事をしたい人たちに大人気のようです。
http://www.brumisation-climatisation.com/
http://www.brumisateur.com/support.html
猛暑、雨が降らない状態=水不足で・・・・
かなり需要が高く忙しい仕事がsourcier(水源を探し当てる人)。
先日のTVニュースのルポタージュで紹介されていた人は350件依頼された中でたったの4件の失敗のみ!会社を設立していて、地面を掘り下げるマシンと一緒に出向き、ペンダント、木の棒を使って水源地を探し出し(地下何メートル、水量いくら・・・まで当てるらしいです。)即、穴堀り。失敗したらお金は請求しないという自信のほどです。
http://www.landspurg.com/html/fr/index.shtml
道具はこんな感じ・・・・
http://www.landspurg.com/html/fr/02.shtml
http://www.sourcier.info/
こんなに秋が待遠しい夏も珍しいですぅ・・・・・