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パンダの飼育係

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日本でパンダを見る列が延々と続いてた時、パリのヴァンセンヌ動物園のパンダは誰にも関心を持たれず、ひとりで遊んでいました。

ウチの彼女は、昔、2回ほど日本に留学したことがあります。その頃はまだまだガイジンが珍しかったみたいで動物園のパンダの気持ちになったそうです。それで、いろんな人から質問をされるわけですが.......

あなた、納豆食べられる?
「食べれません。」と答えると「やっぱりね。」って。(日本人だって、皆が納豆好きなわけじゃないでしょ!!僕は大好きですが、、)
あなた、お刺身食べられる?
日本は好き?
彼女はこのいつも同じパターンの質問に疲れました。

彼女がちょっと込み入った質問を日本人の友達にした時、「それは日本人にしかわからないわよ。」「あなたはガイジンだから、、、、、」という答えが返ってきたそうです。

2001年、僕はパンダを連れて、谷中に住みました。谷中銀座のスーパーで、買い物していた彼女に、真剣に物色していたおばさんがぶつかりました。
おばさんは彼女の顔を見ないで「あっ!ごめんね。」て。
その後、振り返ってパンダだと気がつくが、「あんた、このセールしてる漬物美味しいよ!」って。
この商店街には、福引があって、ウチのパンダはよくガラガラをしに行きました。「1000円当たり!!」「2000円当たり!!!」「また来月来てね!!奥さ~ん」

新宿のでっかい本屋さんでウチのパンダは始めて日本人に日本語で時間を聞かれました。パンダは始めて人間扱いされてうれしかったそうです。これで僕のパンダの調教師のお役目も終わりです。

日本に行く外国人は全員が英語圏ではありません。フランス人は英語が苦手です。谷中では、ウチのパンダに「あんた何処からきたの?」って聞かれ「フランスです。」と答える彼女に「あっそう。まぁ遠いところにあるんだろ?今度ウチにご飯食べに来なよ!」って、いきなり日本語で話しかけられていました。谷中には自分の住んでいるところを誇りに思い、愛している人たちがいっぱい住んでいました。国際人になる第一条件だと思います。
by hiraidenaoya | 2004-03-19 20:08 | 【谷中YANAKA TOKYO】 | Trackback
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