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2004年 07月 02日 ( 1 )

フランスのキャフェ・・_a0008105_193459.jpg
ボルドーに始めてきた時・・・

もう8年以上も前の話になりますが、パリの不親切な(・・・人はよくそういいますが・・僕はあまり感じません。)慇懃無礼な・・・そんなサービスに長年慣れてて、ボルドーのキャフェにウチの彼女と初めて入った時は・・ショックでした。

何がショックって・・キャフェを頼んだら、チョコレートと水が一緒に出てきて、しかもちゃんと音もさせずにテーブルの上にタス(カップ)をおいてくれるではありませんか・・・

これには驚きでした。

パリでは無造作にテーブルの上に置かれ(音も結構すごいです!)、常連でないと・・お前何しにきたの?みたいな感じで扱われ・・・・水を頼んでも・・何時も忘れられ。わざとじゃないの?と思うくらいですが・・・)

ただ1度常連として認められると・・・態度がががらっとかわり・・けっこういろんな事を暗黙の中の了解でわかってくれるようになります。 つかず離れずのサービス・・けして馴れ馴れしくはしないそんなギャルソンがサンジェルマンデプレにはたくさんいました。

何時の日からか・・ウエイターを・・・ギャルソンと呼ばなくなり、ムッシュと呼ぶようになり、店に音楽を流し(昔は音は全然ありませんでした・・・)若いウエイトレスが増え・・・

アイスコーヒー、アイスティーがけっこう普通に出され・・・(これを頼むと、昔は何?いったいそれは?って顔をされました。)コカ・コーラもなかった店もありました。昔、あの有名なサガンはコカ・コーラが大好きで上着に隠してリップに通ったそうです。最近サンジェルマンの街角で彼女を見かけましたが・・・ほとんど一人で歩くのも辛そうな彼女を見て時代の変わり目を感じました。

文豪やその卵たちが通っていた時代のサンジェルマンのキャフェは・・・自分たちのアパルトマンに暖房がないので暖をとりながらモノを書くのに長居したり、仲間との熱い討論をしたり・・・そんな光景があちらこちらで見られました。

いきつけのキャフェは・・超おしゃれになり、夜はキャンドルで・・・音楽がガンガン流れ・・・サンジェルマンの時代は終わったんだなぁ~(涙)

慇懃無礼な、白いタブリエをつけ、脚の股に飲み物のビンをはさんで栓を抜くギャルソンの姿はもう全く見られません・・・

※ボルドーでもっとも古いといわれているキャフェ。この隣はワーグナーが泊まったホテルです。内装は必見!これでキャフェ2杯で3,60ユーローは安いです。(もちろん水もチョコレートもついてきます)