人気ブログランキング |
a0008105_01137.jpgボルドーから北、ブライBLAYEの町に向かうジロンド河の岸辺でよく見かける。
この小屋から網を河に投げ込みウナギ、川エビなどを捕獲。
a0008105_232410.jpg日本に久しぶりの一時帰国(フランス滞在ほぼ30年の間に2回しか帰国していない。)を前にして毎日ハラハラ、イライラ、ワクワク状態が続いていたある日のこと。
近くの郵便局でいつものごとく(本当にいつも待たされる)順番を待っていたときだった。ケイタイでしきりに話しているウルサイ女が数人前にいるのを発見。フランスの公共施設にはだいたいケイタイに×マークがついたロゴが貼ってある。が、、、、無視する人は多いので、、、、またかぁって思った一瞬、おや?って。

自他ともにミーハーを認める僕のアンテナが動いた。

うーん、か、か、かの女はキアラ!(=キアラ・マストラヤンニ。それほど僕は彼女のファンではないのですが、ある種のミーハー族はこんなシチュエーションのときコンタクトモードが開始されるみたいで。)。
自分が郵便局に何しに行ったのかも忘れるくらいにもう落ち着きません。
彼女の番になって彼女は窓口に。僕はというと行列の中から凝視プラス凝聴/盗聴?してしまいました。

うーん。いい対応。窓口の郵便局員とのやりとりがとても好感が持てるものでサンパ(フランス語で感じのいいという意味)!!
丁寧にお礼を言って立ち去るところ、僕もほかの窓口で用を終え彼女の後を追いかける形(これはわざとではありませんよ。ミーハーですがストーカーではありません。)になりました。
郵便局の出口のドアを出るとき、後者が来る、または誰も来ないのを確認してからドアから手を離すのがフランスの日常(最近けっこうこのルールを守らない人が増えたことは残念ですが、、、、)で、キアラは僕がドアにたどり着くまで手を離さないで待っててくれました。(感激!!)
声を震わせながら、彼女にありがとう!!と言った瞬間、ものすごく新鮮な笑顔が返ってきた。

話はちょっと飛びますが、、、、(いつもおまえの話は飛び去ったまま帰ってきたためしがない!!って言われているので注意しながら、、、)。

一回目、日本に帰ったとき、こういう笑顔に飢えました。フランスではそれほど意識することなく様々なシチュエーションで微笑/笑顔を交わすことが多く、それは異性でも同性間でも、けっして変には思われないはず。(下心が全く無いとは言いきれませんが。ほとんどの場合において。)
それでついつい日本の地下鉄の中で視線が合った人(日本ではほとんどありませんでしたが)に微笑み、スケベジジイみたいに見られがっくりきました。忘れていたよなこの感覚。
という具合で1週間くらいでストレスがたまり始めました。ちょうどいい具合に韓国の友達からの遊びにおいでよという誘いを受け、気分転換にソウルに遊びに行きました。
ウチのパンダは飛行機が苦手なので、東京から新幹線で博多まで行き、その後ジェット船舶で釜山、セマウル号でソウルにたどり着きました。彼女は本当に飛行機嫌いで、日本に留学していたときの沖縄旅行は東京から船。フランスへの帰国にはシベリア鉄道を何度か利用したそう。

 (ホラ、、、話がどんどん飛んできたでしょう?いけない、いけない)

ストレスは吹っ飛び!!韓国人は素敵な微笑をくれました。

混んだソウルの地下鉄でたくさんの荷物を持ち、片手でやっとこさつり革につかまっていたら(日本式のベンチタイプ)、座っていた若い女性がいきなり何か言ってるけどわからない。ウチの彼女に聞くと、「座りなさいよ!」って言ってるって。(ウチの彼女は韓国語も話します。)

微笑むと、微笑み返してくれて今度は僕の腕を引っ張り座れという仕草。ほとんど座れるスペースがないと身振りで示すと、この女性、右の座っている人をおしりで押しほんの少し空いていたスペースがひとり分になりました。
(キレイだったなこの人、、、、。)←思っても言っちゃいけませんねこんな事。またまた勘違いされそう。

これだけじゃなく、道で通りすがりにも、お店でも、みんな素敵な笑顔をくれました。

僕がガキのころ、確かお店で買い物するとき挨拶をして入ったし、笑顔でいらっしゃいませって言ってくれたし、こちらもありがとうって言っていたよなぁって、、、、、。こういうのはどこへ行ってしまったのだろうか?
一時帰国したとき、お店の人に挨拶して変な顔をされ、町で道を聞こうとしたらいきなり怖がられ?この件に関してはまた改めて書くことにするけど、、、ショック!!アリガトウって言っちゃいけないの????

話を戻しましょう!!

素敵な笑顔のキアラに好感を持った僕は、、、
「あなたはマドムヮゼル・マストラヤンニですよね?」と。

彼女は笑いながら「そうよ。」って。

「実は、ずっとあなたのお母さんのファンで、、、お母さんはサンシュルピスの広場にまだ住んでいるの?」と尋ねた。
彼女は「ママはずっとあそこに住んでるわ。」ってまるで友達のような会話が始まったのです。10分近くも引き止めてしまいごめんなさいでしたキアラ。

その後、もちろん彼女から連絡などはありませんが、また道ですれ違ったら気持ちよくボンジュール!!って挨拶をしようと思います。

いくつになっても、笑顔が素敵な人間になりたいなぁって思います。

写真は韓国料理が大好き!って言ったら思い切り惜しげなくこれでもかーってご馳走してくれました。これはメイン料理ではありませんよ。残りは食べることに一生懸命でメモカメするのを忘れたのです。
a0008105_9110.jpg友達がこの町にいっぱいいます。キャフェがたくさんあって散歩が楽しい活気のある港町。時々、車で遊びに出かけます。
以前パリの友達でものすごく腕のいい料理人を招いてこの町で日仏交流会主催の日本料理実演会が催されました。大成功に終わったのですが、その後この友達がスタッフに作ってくれたバッテラ、ウナギの蒲焼、キノコご飯はいまだに忘れられません。
a0008105_85557.jpgパリで一番古いのに新橋って名前。この橋は一度はクリスト、もう一度はケンゾーにアートされました。前者はこの橋を全部布で覆い、後者は花で覆いました。すごいな~。もうかれこれ25年くらい前、この橋を渡り切ったところに新橋という日本人経営の飲み屋さんがありました。懐かしいなぁ!!その頃はお金が無くても最高に楽しめたのに、、、、。もちろん、インターネットもメールもなかったし、ケイタイ電話は重さ20kgはあったんじゃないかな。でも楽しかったな。
時々思います。便利になることって幸せに通じるの?機械を使って時間を短縮することで幸せになるの?機械のせいで失業しちゃった人々はどこへ行くの?
最近、チャプリンのモダンタイムスをまた観ました。
とても新鮮でした。
この写真は、僕が一番好きなパリの橋/芸術橋から撮りました。
僕の大好きなビル・エバンスのあるアルバムのジャケットもここから撮っていましたね。




Copyright © 2006 All Rights Reserved画像・文章の無断転載転用を禁止します
All trademarks and copyrights on this page are owned by naoparis.
a0008105_102837.jpg
やっぱパリって素敵だなって散歩するたびに思います。もうじきフランス滞在30年。
フランスのシーラカンスです。